スタッドレスタイヤの履き替え
今年もスタッドレスタイヤの季節がやってきましたね。いつもの年と違うのは温暖化で12月なのに10月の気温が続いていることでしょうか。「もう少し様子をみようか」と思っている方はかなり多いと思われます。
道路事情を見越したタイヤ選び
段々と温暖な気候になってくるのならそれなりのスタッドレスに変えようと思う方もいらっしゃるはずです。そうなれば各メーカーの特徴をとらえて道路事情に合ったタイヤを選んだほうが賢明です。昨年まではブリジストンのブリザックシリーズが断トツでシェアを持っていますが、横浜のアイスガード、ダンロップのウィンターMAXもそれぞれに良い特徴があります。
普通タイヤとそん色ない性能をお求めなら
私は以前からスタッドレスならブリザックと決めていました。そのポテンシャルの高さ故ですが、今年のように気温高めで年末年始の暖冬がささやかれている状況が続くなら、メーカーを変えてみようかなと思っています。家内のノアは横浜のアイスガードでしたが、ノアは車重があるため劣化が激しく不経済という事から昨年からダンロップのウィンターMAXにき切り替えています。
注意して購入しないと合わないホィールがある
家内に聞くと走行時静かで効きも良いという答えが返ってきているので、今年もう一年履いてから来年はダンロップに変えようと思っています。そしてもう一台。息子は三菱のパジェロミニで適合するホィールが少ないためタイヤ探しは結構たいへんでした。それでもネット上で割安なホィール付きのスタッドレスを見つけて昨年から履かせていますが、前輪のアルミホィールの内側がディスクブレーキキャリパーと僅かに擦れて危険なため、別買いでホィールスペーサーを購入してホィールとハブボルトの間に挟んでスタッドレスタイヤを装着しました。少し隙間が出来て当たらないようになり、掘り出し物のスタッドレスを履くことができました。
便利なホィールスペーサーですが、厚さは5mmまでとしないと危険です。それ以上の厚みだとハブボルトにハブナットがしっかりねじ込めなくなり危険なのです。
タイヤ交換のコツ
スタッドレスタイヤに履き替えるのはどうも苦でねという方は結構いらっしゃいますね。お陰様で商売忙しい毎日ですが、車には工具が標準セットされていますのでタイヤ交換できるようにしておくといざという時に助かります。
まずを平らな場所でサイドブレーキを掛け、一輪ずつジャッキアップしていくわけですが、その前にホィールレンチでナットを緩めておくことです。4輪とも最初にやっておくと段取りよく作業が運びます。かなり締まっていますので片足を乗せて対角腺状に緩めていきます。そしてジャッキアップしていき、タイヤが浮いたら両ひざでタイヤを押さえながらナットを緩めていきます。タイヤを外し、スタッドレスを装着していきます。この時もナットは対角線状に締めて均等になるようにします。ジャッキアップした状態である程度まで締まったらホィールレンチを手のひらで叩いて(ギュッ、ギュッ、と音がする)締め付けます。そしてジャッキを下ろしてから今度はホィールレンチに両手を掛けて体重を掛けてギュッ、ギュッと増し締めしておきます。これを4回繰り返せばタイヤ交換が終わります。中には足で踏んづけて締める方がいらっしゃいますがおすすめしません。ハブボルトは頑丈にできているのでよっぽどの事がない限り折れませんが、以前サービスマン仲間で足で踏んづけてボルトを折った人がいたと聞いていますので念のため。
それと、最近のタイヤは回転方向が決まっていますので、交換する際はタイヤの回転方向を確認して取り付けてください。自分でするとその分お小遣いが浮きますよ。