ダンロップの経歴
日本では「ダンロップタイヤ」で知られる住友ゴムですが、1909年イギリスのタイヤメーカー・ダンロップの日本工場として設立されたのが始まりです。その後アメリカのGOOD YEARと提携を結んで、ダンロップブランドのタイヤ製造・販売について日本を含むアジア市場を住友ゴムが、ヨーロッパ、北米をGOOD YEARがそれぞれ担当する形となりましたが、その後北米市場、ロシア、アフリカなど33カ国でダンロップブランドを展開するようになりました。そして2005年にファルケンタイヤ株式会社 (旧オーツタイヤ・大阪市大津市)を吸収合併し、ダンロップ、ファルケン両ブランドのタイヤ販売を行っています。
ダンロップのスタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤを購入するにあたって、価格もそうですが一番気になるのが性能です。タイヤメーカー各社とも新開発される度に性能が進化をしていますので新製品から目を離せませんが、その中にあって今回はダンロップの主力スタッドレスを検討してみたいと思います。
WINTER MAX ROAD シリーズ
ウィンターマックスシリーズは「ナノフィットゴム」が凍結した路面のデコボコにぴたっと密着し、氷上でのブレーキ性能を向上させるというのがキャッチフレーズです。また、ウインターマックスシリーズはロングライフを売りにしていて、「ドライ走行時、夏タイヤと遜色がなく、燃費がよい、静粛性がよい」という口コミもあるようです。更に進化したコンパウンド技術の開発によって、なかなか減らなくてその上効き目が長持ちします。対摩耗性に優れているの更に進化た”winter maxx02″はゴムの密着力を高めて接地面積を増大する「超ナノフィットゴム」とエッジ成分を増加した「maxxグリップパターン」の採用により、ダンロップ史上最高のを氷上性能を実現し、凍結路に強いという特徴を出しています。
重量が重い車種でも耐摩耗性に優れる
ダンロップのWINTER MAX ROAD シリーズは耐摩耗性に優れているので、車重のある車には大助かりになると思われます。今人気の7人乗りミニバンは結構重量があり、1300K前後ですからタイヤにかかる圧力も大きく、それだけタイヤの寿命も短くならざるを得ません。5人乗り普通車でも900K前後で、これに乗る人の総重量がかかるわけですからタイヤも悲鳴をあげているかもしれませんね。ダンロップは特に耐摩耗性を重視した造りになっているので、雪が少ないけど冷え込みが厳しい地方にはお勧めなのではと思います。もちろん雪上の効きも大手メーカーですから十分に考慮されたタイヤであることは間違いありません。