横浜ゴム
横浜ゴムは1917年、”横浜電線製造(現在の古河電工)”とアメリカの”BFグッドリッチ”との合弁会社として設立されたのが始まりで、その後関東大震災を機に1929年横浜市鶴見区に工場を移転し、タイヤをはじめ、工業用品、スポーツ用品等、数々の製品を世に送り出してきました。ヨコハマタイヤのブランド名で知られています。
横浜タイヤ
スタッドレスタイヤを選ぶ時、その性能と価格が一番気になるところです。今回は国内を代表する大手メーカーの一つ”横浜タイヤ”を見てみましょう。大手タイヤメーカーでは、新製品が出るサイクルは早くて2~3年で、発売された年度が新しいほど新技術を導入していますので性能がアップしていると思われます。
横浜タイヤ アイスガード5プラス
横浜タイヤが満を持して発表した”アイスガード 5プラス”は 氷上、雪上でのグリップ性能のさらなる向上のために、素材面では新マイクロ吸水バルーンと、エボ吸水ホワイトゲルという2つの技術を投入して作られています。
アイスガード5プラスの性能
アイスガード 5 プラスは、アイスバーンでのグリップ性能を高めると同時に効きを長持ちさせるよう設計されています。アイスガード 5 プラスの氷上摩擦指数は、約4年後でも高レベルを維持できる様に設計されており、より安全な走行が長い期間にわたってできるようになりました。また、燃費においても更なる低燃費を実現し、ドライ路面や高速道路での走行安定性も向上し、バランスのとれた優れたスタッドレスタイヤに成長しています。
非対称パターンを新採用
アイスガード5プラスは、タイヤのIN側で氷上性能を、OUT側で雪上性能を発揮するように”非対称パターン”を採用していて、グリップ力が増し、雪道での安定性が向上しています。その上にスーパー吸水ゴムによって吸水性がいいので、凍った路面に強いスタッドレスに仕上がっています。
タイヤのたわみ制御プロファイルを採用
ミニバン専用低燃費タイヤのサイドプロファイル技術を採用しているので、タイヤサイドの「たわみ」を抑制してタイヤのころがり摩擦抵抗を低減して燃費を向上させています。更にトレッドゴムは二重構造でタイヤの剛性を高めているので、スタッドレスタイヤに起こりがちな「ふらつき」を抑制し、安定した走行を実現しています。
気になる価格
店頭平均価格は税込みで1万554円(195/65R15)と、実力以上にお買い得の価格帯となっています。耐摩耗性に優れてロングライフ、操縦安定性もよく燃費もいいスタッドレスタイヤにしあがっている”アイスガード5プラス”はかなりのお勧めスタッドレスであることに間違いありません。実際に私の家内(トヨタ・ノア)が使っていますが、使用感は特に安定性がいいということです。