スタッドレスタイヤ ブリヂストン

ブリヂストン株式会社

今や世界最大手の巨大タイヤメーカーに成長した(株)ブリヂストンは、もとは九州久留米市で1930年(昭和5年)、日本足袋株式会社(現在のアサヒシューズ株式会社)のタイヤ部門として発足したのが始まりです。その翌年1931年(昭和6年)に「日本タイヤ株式会社」として独立し、、1951年(昭和26年)に「ブリヂストンタイヤ株式会社」に社名を変更し、現在に至っています。創業者の石橋正二郎の名前にちなんでSTONE(石)、BRIDGE(橋)を逆さから読み、社名がブリヂストンとなりました。

雪国で絶大な人気を誇るブリヂストン

国内大手タイヤメーカーでは、新製品が出るサイクルは2〜3年と言われています。タイヤは発売された年度が新しいほど、新技術を導入していて、グリップ性能がアップしています。どのメーカーも実績を上げようと研究開発に余念がありません。大手メーカーの中でも特に雪国で絶大な人気を得ているブリヂストンについてその特徴を検討してみたいと思います。

ブリヂストン スタッドレスタイヤ

ブリヂストンのスタッドレスと言えばBLIZZAKシリーズです。BLIZZAKシリーズは、豪雪地域の北海道・東北の主要5都市で「装着率NO.1」の実績を誇り、札幌のタクシードライバーの約7割が装着する程プロドライバーが認める高性能スタッドレスです。中でも「BLIZZAK VRX」は、2013年の発売以来ブリザック史上最高傑作との評判が高く、濡れた氷上でも性能を発揮する「アクティブ発泡ゴム」を採用していて、その上低温度でもタイヤゴムが柔らかいため、轍(わだち)など雪路の段差やうねりで路面形状をしっかり掴んでグリップ力が感じとれるタイヤです。また、半分ぐらいに減ってしまったいわゆる「5分山」と言われる状態でもきっちり停まるとの口コミもある程安定感のあるスタッドレスです。

BLIZZAKシリーズの寿命

私もブリザックを履いていますが、ブリザックは4年使い続けた後もグリップ力が変わらず、安心して雪道を走行できます。多少すり減ってきてはいますが、その分スピードには気をつけるようにしています。高い買い物でしたが元を取ったような気がしています。タイヤサイズ 195/65R15 の平均価格(税込)は1万2000円前後と高めですが、この価格でも装着率が高いという事は、それだけ性能が素晴らしいことの証しでしょう。

アイスバーンでの性能

ブリジストンのスタッドレスは危険なアイスバーンでのグリップ力にも高い性能を有しています。トレッド面のゴムに気泡が入っていて、氷面の水を効率よく排水するのでアイスバーンで滑りにくいというフレーズは本当です。また、気泡じたいがゴムの柔らかさを保つ効果もあってグリップ力の良さを引き出していることを実感します。それなのにタイヤの劣化速度が遅いのには感心していますが、技術の高さの現れでしょう。さすがはブリジストンです。

ブリザックへの信頼

今年でまる5シーズン目になりますが、去年の効き具合を思い出すと、今年もいけるだろうと思っています。過去に他社の安価なスタッドレスを履いていましたが、最初はよく効いていても、4シーズン目には滑るのを実感したことがあり、3年ごとに買い替えていました。長い目で見ると5年のスパンで買い替える方が得だと考えています。ブリザックが高い人気を維持しているのが良く分かります。

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