軽自動車と普通車のタイヤの比較
軽自動車のタイヤサイズも色々ですが、代表的なサイズに 155/65R14 という規格があります。数字から
- タイヤ幅155mm
- 扁平率65
- リム径14インチ(355,6mm)
- タイヤ外径(355,6+0,65×155×2)=557,1mm
と算出できます。ここで扁平率同じで普通車用サイズ 195/65R15 の場合の計算をしてみましょう。
- タイヤ幅195mm
- 偏平率65
- リム径15インチ(381mm)
- タイヤ外形(381+0,65×195×2)=634,5mm
比べるとわかりますが、軽自動車のタイヤ外径は77,4mmも小さく同じ速度で走った場合はタイヤの回転数は普通車の回転数よりも多くなり、それだけ摩耗が早くなることが考えられます。また近年の軽自動車は内装も充実しておりボディも大型化し、以前と比べると重くなっているのが実情です。軽自動車のタイヤ幅は普通車よりは狭くなるため、普通車に比べるとタイヤへの負担がより大きくなることがわかります。
したがって軽自動車のタイヤは普通車に比べると摩耗が早く、タイヤ交換時期が早く来ることが予想されるのです。タイヤが摩耗すればスリップしやすくなりブレーキの効きにも影響が出てきます。
軽自動車のスタッドレスタイヤ選び
以上の事から軽自動車用のスタッドレスタイヤには
- 耐摩耗性があること
- ロードインデックス(タイヤ1本あたりが支えられる荷重を示した指数)が大きいこと
- タイヤ幅をなるべく大きくする
- 寿命が長い
等の性能が求められます。
Ice Gard6
横浜タイヤのアイスガード6iG60は、低温時において硬くなりにくく、柔らかいという特性を持って開発されたスタッドレスです。特殊なオレンジオイルSを採用することによりタイヤの柔らかさの長期維持を実現させ、約4年後にも高い性能を発揮できるように開発されています。
低燃費で経済的
またノーマルタイヤと比較しても遜色ないほどの低燃費を実現しており、タイヤ本体の価格は高くとも、トータルで見るとそれほど負担にならないのも見逃せないポイントです。この新開発でスタッドレスタイヤのロングライフが可能となり、経済性もアップしました。
効きが持続する
そして新開発のトレッドパターンとプレミアム吸水ゴムにより氷上性能が15%もアップしています。立体形状のサイプがお互い支え合うクワトロピラミッドサイプを採用して高い排水性とエッジ効果を実現させました。剛性を高めたことでスタッドレスタイヤの摩耗が進行した場合でも効きが持続するというロングライフを実現させています。
氷上性能のアップ
そして素材にシリカ高反応ホワイトポリマーを採用することにより低温時におけるスタッドレスタイヤの柔らかさを実現し、路面との密着効果を向上させています。更にこのプレミアム吸水ゴムにより、吸水効果(タイヤと路面の間の水膜除去)、エッジ効果(プレミアムゴムが氷を噛む)を向上させ優れた氷上性能を達成しています。
軽自動車のスタッドレスタイヤとしてお勧め
普通車に比べると摩耗が早く、タイヤ交換時期が早く来ることが予想される軽自動車のスタッドレスタイヤにこのIce Gard6は大変お勧めのタイヤだと思います。
アイスガード6の性能は雪上はもちろんのこと氷上性能は国産スタッドレスの中でNO,1というお墨付きを頂いたレビュー記事もあります。