スタッドレスタイヤの準備をを早めに

早めの雪対策

暑い夏が終わり、雨の多い秋になりました。毎日をのんびり過ごしているとあっという間に冬がやって来ます。少し早いんじゃない？と思われるかもしれませんが、タイヤメーカーは既に準備を済ませ、これから量産体制に入ろうとしています。今から段取りしておけば十分に間に合います。愛車のスタッドレスは倉庫の中か、外でシートをかぶったままか、人それぞれでしょうが、タイヤの状態を確認しておくに越したことはありません。ほとんどの方がホィールを履いて空気圧もそのままの状態かと思います。多少空気が抜けている場合もあるでしょう。今年で何シーズン目でしょうか？タイヤによって寿命は違いますので、まず購入年度をチェック。続いて溝の具合をチェック。これなら大丈夫と判断できればOKですね。換え時かなという判断になれば早めに手を打とうということになります。

車種によって違うスタッドレス

車種により、スタッドレスのサイズはまちまちですが、人気商品はすぐに品薄となります。11月に入れば注文が殺到し始め、店頭でもほとんどが売約済みとなってしまう恐れもでてきます。次に入荷するまで待機するという羽目になりかねません。早めの予約なら、早割で安くなることもありますし、スムーズに購入できるというものです。今なら色々と選ぶことができるので予算も思い通りです。

冬と言えば４WD車

スタッドレスを履いていれば滑りやすい雪道でも心強いですが、愛車が４WDならなお安心です。駆動力が4輪全てに伝わる事で、タイヤが流れず雪を噛んでくれるからでます。2WDでは無理な坂道でも４WDなら楽々登っていくことが可能で、登板力が１ランク上を行くのは誰もが認めるところです。自分の愛車が４WDなら、スタッドレスタイヤが新品ならずともある程度溝があれば、スピードを気をつければ十分今シーズンをのりきれるのではないでしょうか。先ほどのタイヤの交換時期についての判断に4WD車というのは、かなりのプラス材料と考えていいと思います。

人気のバンタイプのスタッドレス

普通タイヤも場合もそうですが、バンタイプのタイヤというのがあって、少し割高ですが、摩耗しにくいため寿命が長めです。私の家内はノアにのっているので、それが良く分かります。車重が重いのでタイヤの寿命が短くて困っていたところ、GSで「バンタイプにしたら持ちますよ」とアドバイスを受けて、履き替えのタイミングの時にバンタイプのタイヤに替えたのです。結果、摩耗の度合いが少なくて重宝しています。スタッドレスでもバンタイプのものがあります。

スタッドレス　バンタイプ

バンタイプのスタッドレスタイヤは商用で貨物や人の運搬を目的としているため、安全性能と、経済性を考慮に入れた耐久性を備えています。従ってノーマルなスタッドレスよりもコスト高になりますが、耐摩耗性を考えるとかなり寿命が長くなります。それに対して乗用車用のスタッドレスは、あらゆる路面状況においても第一に求められるのは安全性能です。雪を噛むグリップ力を重視して作られていて、その上走行時の静粛性を追求したタイヤです。グリップ力という点においては商用車よりもポイントが高いようです。最近では耐摩耗性も良いスタッドレスが開発されてきており、各社ともしのぎを削る状況なのですが、耐久性という点では商用車の方に軍配があがるようです。

スタッドレスタイヤに求める性能

スタッドレスに求められる性能としては、まず安全性。次に経済性でしょう。両方を考慮に入れると乗用車タイプのスタッドレスがいいと思われますが、高速道を頻繁に使用する条件下ならバンタイプを考えた方がいいように思います。乗用タイプでも外国産のタイヤなどで、高速道で耐摩耗性に優れたタイヤもあります。

近年のゲリラ豪雪に対処するために

近年は異常気象続きで、頻繁にゲリラ豪雪があるようになりました。朝通勤時には晴れていても、夕方帰りの途に就く頃には１０～２０ｃｍ積雪でかなり遅めの帰宅になってしまったということがよくあります。夜９時頃までならまだ凍みませんが、思いのほか残業が長引いて夜１０時をまわったというような時は、路面もところどころアイスバーンに近い状態で滑りやすくなっています。やはり安全第一で、よりグリップ力があるタイヤを履いていた方が安心なのは間違いのない所です。

国産メーカー

スタッドレスタイヤは、国産、外国産といろんな種類がありますが、品質を考えると国産の方に分があるようです。人気の面から言っても国産が良く買われているようです。外国産も品質が向上し、支持を得ているメーカーもありますが、それらの中からどれを選ぶかはあなた次第です。早い段階の今なら十分に研究する時間があり、在庫も豊富にあります。今一度倉庫に眠っているスタッドレスタイヤの早めの点検をお勧めします。